ヒツジ百貨店 | 食パン的美しさ

サモトラケのニケをご存知ですか?

こんにちは。
ヒツジです。
本日は本館6階美術よりご案内です。


本題に入る前に、本日は予定通り福島に行って参りました。
今日の話は後日ご紹介致します。

パリの至宝、ルーブル美術館。
ダヴィンチのモナリザを始め、無数の名作が揃った恐らく世界最高の美術館でしょう。
ルーブルはその建物自体も素晴らしい。
フィレンツェを愛しているわたくしとしてはウフィッツィも大好きなのですが、それを上回ると感じた唯一の美術館です。
好みで言ったらオランジュリーやオルセーの方が好きですけどね。

ルーブル美術館の一角に、サモトラケのニケという石像があります。
踊り場みたいなところにポツンと、しかしこの世のものとは思えない空気を発して立っています。
去年の始めにパリに行った際に、この石像に遭遇しました。
ルーブルは異常に広いのでかなり巻きで見ていたのですが、この石像には惹き付けられました。
お恥ずかしながらこの作品は全くのノーマークだったのですが、そんな無知なわたくしでもこれはただものではないと感じてしまうぐらいの代物なわけです。
これはギリシャ共和国のサモトラケ島で発掘されたもので、作られたのは紀元前2世紀頃とされていますが諸説あるようです。
作者不明。
片方の翼は途中までしかなく、頭部もありません。
この不完全さが見る人を惹き付けるのです。
これは本当に人が作ったものなのでしょうか。
まるで実在していた女神が石化してしまったかのようなリアルさです。

そんなサモトラケのニケは去年の9月から修復作業のため、展示から外れました。
かなり汚れていたようですね。
展示スペースから別室に移動する様子はテレビでもやっておりました。
そして、つい先日修復が終わったのです。
総費用約5億5千万のうち、3分の1を日本テレビが負担したそうです。
これは本当に素晴らしい行いだと思います。

そのおかげでしょうか、日本テレビロビーにサモトラケのニケのレプリカが設置されました。
来年の2月から始まるルーブル美術館展と合わせて気になる方はチェックしてみてください。
ルーブル美術館展の目玉はフェルメールの天文学者のようですね。
ルーブルに負けないぐらいの魅力ある展示をしていただきたいものです。
応援しております。

742.jpg



それでは。

Posted by ヒツジ
Category : 本館6階 美術
google-site-verification: google4ec9ce459aaf71f7.html