ヒツジ百貨店 | 食パン的美しさ

ヒツジ散歩 丸の内後編 カフェサルバドルとタケナカシャツ

こんにちは。
ヒツジです。
市価調をしてきましたのでご報告します。

さて、丸の内後編です。
鶏火庵を出てカフェに入ることになりました。
丸の内のカフェといえば、席数が多くてリーズナブルで入りやすいのはサルバドル。
東京駅側に向かうとガーブというさらにこじゃれたカフェもありますが、わたくしはサルバドル派ですね。
そこでサルバドル前へ到着すると、なんとLAST DAYと書かれた看板が!
店の前では写真を撮る人達。
そうです、この日はサルバドルの閉店日だったのです。
そんなに頻繁に利用していたわけではないけれど、丸の内に来る度にお世話になっていたカフェです。
最後に敬意を表して入店させていただきました。
エスプレッソ&チョコラータを注文して、しばらくゆっくりしました。
店内にはお店の人らしい男性達が関係者らしいお客さんに挨拶をしておりました。
あんなブランドストリートの一等地に、あれだけの面積を持っているのです。
お金を持っているブランドからしたらさぞ欲しい立地でしょう。
跡地がどうなるのかはわかりませんが、いつかどこかでサルバドルを再開していただきたいですね。
それまではしばしのお別れです。
ありがとう、サルバドル。

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カフェを出てから向かったのはパレスホテルです。
パレスホテルは皇居のすぐ隣にあるホテルですね。
この日一緒にいた友人は、最近オーダーシャツに興味を持ちました。
作るかは別として、店を覗いてみたいとのこと。
調べたところ、パレスホテルの地下にタケナカシャツという政治家御用達のオーダーシャツ店があったのでそこに行くことにしたのです。

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どんなに格式高くて入りにくいお店なのだろうと思って地下に行くと、こじんまりしたお店の真ん中にある椅子で新聞を読んでいる一人のおじいさんがいらっしゃいました。
イメージとは違いますが意を決して入店すると、その人はいきなり昔話を始めました(笑)
シャツの話は全くありません。
しばらく昔話をしてくれたその方こそ、武中さん。
最初は面食らいましたが、話の面白いおじいさんでだんだん楽しくなってきました。
30分近く話したでしょうか。
自然な流れでシャツの話になり、「まずは一枚作ってみてよ」と。
友人はその営業力と貴重な話に敬意を表し、作ることにしました。
店内にはカルロリーバの生地が目立ちましたね。
エルメスの既製で40万近くするシルク生地もありました。
それは9万円でオーダーできるそうです。
カルロリーバはさすがに高いので、1枚目ということもあり2万円ぐらいの生地を選んでおりました。
120双ぐらいだったかな?
武中さん曰く、「百貨店のオーダーだと9箇所しか測らないけど、うちは19箇所測る」と。
以前は高島屋や西武でもやられていたそうです。
お客さんの9割以上は予約だそうで、フリー客、しかも若い人は珍しいそうです。
武中さんお気に入りのパレスホテル内にあるオーセンティックなバーに誘われましたが、時間の関係もありお断り致しました。
次回行く時には是非ご一緒したいです。
マティーニは飲めませんが。

武中さんの接客はオススメ型です。
とくに襟型に関しては、体型がこうだからこれが良いという風な感じですね。
まあプロに任せておけば間違いはないでしょう。

友人がオーダーしている間、わたくしは店内にあるネクタイが気になってしょうがありませんでした。
そして、気づいたら購入しておりました。
こちらです。

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Fermo Fossati(フェルモ・フォッサーティ)というイタリアのネクタイですね。
1871年創業で、カルロリーバの生地もこの会社が作っているそうです。
無地のボルドーですが、少しブラウンが入っているような深みのある上品な色合いです。
グレナディン織りで、かなり厚みがありますね。
エルメスもここの生地を使っているとか。
価格は前までは25000円だったのですが、現在なんと15000円!
しかもお店が今年90周年のため、さらに10%オフになります。
つまり、税込14000円ちょっとでこんなに良いネクタイが買えるわけです。
全20色ぐらいあったと思いますので、気になる方は行ってみてください。
きっとおしゃべりだけでは帰りたくなくなるでしょう。
生地の在庫も持ちすぎているようですので、シャツを作ってあげるとオーセンティックなバーに誘ってくれると思います(笑)


ヒツジ散歩丸の内編は以上になります。
市価調に行き次第、またご報告します。


それでは。

Posted by ヒツジ
Category : 市価調

ヒツジ散歩 丸の内前編 John Lobb イヤーモデル2014と昼ご飯

こんにちは。
ヒツジです。
市価調をしてきましたのでご報告致します。
前編と後編に分ける理由なのですが、この日はわたくしにとってはなかなか満足した1日でした。
流れをそのまま書いていくよりも一つ一つのことにちゃんとクローズアップしたい上に、読んでいる方としても長編は飽きると思いますので2部に分けさせていただきます。


東京は隔離地区の集まりです。
わたくしは渋谷、新宿、原宿地区は大嫌いですが、日本橋、青山、丸の内地区は好きです。
好きといいますか、そこしか居場所がありません。
あとはせいぜい池袋でしょうか。
隔離地区構想のおかげで、街には似た精神を持った人やお店が自然と集まります。

一番行くのは日本橋ですが、久しぶりに丸の内に行って参りました。
30を過ぎてきますと新宿はうるさくて汚くて人と会うには適さない場所になります。
丸の内界隈は東京のサンジェルマンデプレだと勝手に思っております。
お散歩するにはちょうど良い街ですし、来月ぐらいから仲通りはイルミネーションも点灯するはずですのでデートやお友達とのミーティングに是非。

話は変わって、10月25日はジョンロブのイヤーモデル2014の発売日でしたね。
靴好き、ジョンロブ好きの方は毎年チェックされていると思いますが、わたくしもなんだかんだで気にしております。
ここ数年はイケイケのモデルが出ていて全然良いと思わなかったのですが、今年のは良いのではないでしょうか。
それを見るためにジョンロブの路面店に行って参りました。
ディスプレイに飾られておりましたので、店内に入って冷やかす必要がなかったのは良かったです。

こちらです。
自分が写り込んでしまいましたがご勘弁を・・・。

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今年のモデルはクラシック回帰だそうで、3アイレットにキャップトゥステッチも3本入っております。
形はオックスフォードでラストはおなじみの7000。
デザインのせいか、フィリップ2よりもロングノーズ感が薄くなっているように感じました。
秋になってわたくしも約半年ぶりにフィリップ2を履きだしましたが、最初はえらくロングノーズだと思ったものがだんだんと抵抗がなくなってきましたね。
これは良いことです。
履いていくうちに自分の足の形に近くなってきたのか、単に見慣れただけなのか。
最近のジョンロブはなんでもかんでも7000ラストを使用しておりますが、確かに秀逸なラストだと思います。
無駄を削ぎ落として、なおかつエレガントであること。
8695はクラシックなラストでしたが、7000はネオクラシックと言っても過言ではありません。

カラーはブラックとブリュンロブがあるのですが、今年の注目はブリュンロブでしょう。
これは1999年のイヤーモデルで使われた色で人気が高かったようです。
濃すぎないダークブラウンといった感じでしょうか。
色の名前にブランド名がついているとなんだか特別な感じがしてしまいますよね。
わたくしならせっかくなので15年ぶりに使われたブリュンロブを選びたいですし、なんだかカジュアル用で履きたいですね。
とはいえ、買う予定はないのですが・・・。

ヒールはシームレスではありませんでした。
ソールは未確認ですが、半カラスである必要はないと思います。
繊細さよりも、履く度に味わい深くなるような靴に思えましたのでシティ2と同じソールだったら良いなと思います。
ぱっと見シンプルなのによく見ると凝った作り。
そんなジョンロブイヤーモデル2014でした。


ジョンロブを堪能してからランチにしようとクニギワに行ったのですが、あそこは土日?はほとんどの店が閉まっているんですね。
さすがビジネス街。
致し方なく適当なビルの地下の和食屋に入ったのですが、これが結構当たりでした!

鶏火庵(とりびあん)というなんだかふざけた名前ですが、落ち着いてゆったりした店内でした。
塩うどんなるものをいただきました。
和食ベースの優しい味で、環境も手伝って良いランチタイムを過ごせました。

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平日であればクニギワにある、トプカプというトルコ料理のお店がオススメです。
トルコ料理は日本ではあまり馴染みがありませんが、インド料理に似ている感じでしょうか。
インド料理は当たり外れはさほどないですが、トルコ料理って結構店によって違うんです。
中でもトプカプは本場トルコ料理かは不明ですが、日本人好みの料理を出してくれる店だと思います。
ランチよりもディナーで行った方が楽しめると思います。
気になる方は是非。

ヒツジ散歩丸の内後編もお楽しみに。


それでは。

Posted by ヒツジ
Category : 市価調

世界よ、これが日本のWiFiだ!!

こんにちは。
ヒツジです。
朝礼を始めます。


先日、WiFiの速度制限にひっかかったことをきっかけに、WiMAXのWiFiに変えるという記事を書きました。
その日、丸の内に用事があったのでついでに有楽町のビックカメラに立ち寄りました。
店頭では新型iPadがたくさん並んでおりまして、わたくしも軽く触らせていただいたのですがその薄さもさることながら画像がさらに綺麗になりましたね!
iPad2を使い続けているわたくしにとってはカルチャーショックと言っても過言ではないぐらいの進化ですが、5万円を払って交換したいかと言われると微妙ではあります。

それはさておき、WiFiコーナーへ直行です。
WiMAXのWiFiルーターって3種類ぐらいしかないのでしょうか。
候補にあがったのはぶ厚くてLTE対応の機種と、薄くてLTE非対応の機種。
WiFiの電波が届きにくいところに住んでいるわけでもないですし、地方に頻繁に持っていくわけでもありません。
ですのでLTEは非対応でも問題なさそうかと。
荷物が嵩張るのが好きではないので、薄型は非常に魅力的だったのです。
しかも日本製。
これは致命的です。
30秒ぐらいで即決して契約してまいりました。
ルーター自体は1円で購入できるんですね。
ありがたや。

そんな日本の技術力を薄いスペースにつめこんだルーターがこちらです。

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Wi-Fi WALKER WiMAX2+ NAD11という機種です。
WiFiを持ち歩く人にとってはこの薄さはありがたいですよね。
薄さ8mmぐらいだったかな?
パンツの尻ポケットに入れても気にならないです。
折れ曲がることはないと思います。

ハイスピードモードはさることながら、ノーリミットモードでも十分速いですね。
速度制限やルーターのサイズなどに不満を感じている方には是非オススメしたいです。


また、この日の丸の内紀行は本日中に記事をアップしたいと思っております。


それでは。

Posted by ヒツジ
Category : 朝礼

肌に触れるものの大切さを伝えてくれるPerofilの秋冬パジャマ

こんにちは。
ヒツジです。
本館2階紳士肌着よりペロフィルのパジャマのご紹介です。


まず、ここ2日ほど更新が出来なかったことについてお詫び申し上げます。
連休明けの反動なのでしょうか、体が疲れやすくなっている感じがします。
もちろん寝ていただけではなく、休日はなるべく街に出るようにしております。
こちらで書きたい事もかなり溜まってきておりまして、現在消化不良の状態ですが少しずつアップしていきたいと思っております。


さて今日ご紹介致しますのは、イタリア最高峰とも言える肌着メーカー、Perofil(ペロフィル)の新作パジャマです。
これから冬本番に向けて秋冬のパジャマに衣替えをする、すでにした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
わたくしも現在秋冬パジャマを着ておりますが、温もりがあって良いですね。
柔らかくて温かいものに包まれることができるこれからの季節、肌に直接触れるものだからこそ素材にこだわってみてはいかがでしょうか。

それではご紹介していきます。

・リバーシブル&クルーネック コットン40%、ポリエステル60%
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・柔らかくてさらっとした素材感 コットン100%
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・上はストライプで下は無地 襟とポケットの淵も無地になっているのがイタリアンチック コットン100%
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・ネイビーに赤のラインが特徴的な一着 わたくしも欲しいです コットン100%
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・冬将軍との戦いに備えて。ミドル丈ガウン コットン58%、アクリル38%、ビスコース2%、ポリエステル2%
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以上が新作でラインナップされたものになります。
個人的に買うなら赤のラインが入ったものなんて良いなあと思います。
ペロフィルのパジャマは日本だと銀座和光などで3万円ほどで売られたりしておりますが、公式サイトからのオンラインショッピングですと1万円ちょっとぐらいで購入できます。
サイズが豊富なのもありがたい。
イタリアサイズ46〜56ぐらいまであったりします。
イタリアメーカーでここまでサイズ展開してくれるところって多くないですよ。
小さい人も大きい人も着られるというのは嬉しいですね。
また、注意点としましては洗濯すると縮む恐れがあります。
イタリアは写真のようにピタピタで着る文化なのかはわかりませんが、日本人のパジャマスタイルはゆったり目の人が多いのではないでしょうか。
ゆったり着るのでしたら、通常サイズから1サイズ、もしくは2サイズ上のものを購入しても良いかもしれません。
わたくしが今年購入した夏物パジャマはすっかり縮んでしまいピタピタになってしまいました。
もちろん着られないほど小さくなったわけではないのですが・・・。
冬物の生地はいかに。

スーツやカジュアルも良いのですが、1日の3分の1は寝ている、つまりパジャマを着ているわけです。
良いパジャマがあれば寝る時間はもう少し豊かになります。
わたくしはペロフィルをオススメしましたが、これがナイトウェアを見直すきっかけになってくれれば良いなと思います。
おやすみなさいませ。


それでは。

Posted by ヒツジ

高速道路大渋滞

こんにちは。
ヒツジです。
朝礼を始めます。


実はわたくし、MacBookとiPad用にイーモバイルのWiFiを使っているのですが、この度速度制限にひっかかってしまったようです。
今までこんなことはなかったのですが、恐らくYosemiteのダウンロードがうまくいかず、何度かやり直したのが原因でしょう。
通信速度は非常に遅くなり、動画はおろか通常のウェブサイトすら見るのも困難です。
今のWiFiも2年以上使っているし、そろそろ速度制限のないものに変えようかなと思います。
ブログの更新にも影響がありますし、動画を見れないのもなんだかつまらないのです。
そもそも、日本はヨーロッパに比べてFreeWiFiが少ないですよね。
月4000円ぐらい払ってWiFiを使っても、速度制限されるなんて納得いきません。
高速道路に乗ったのに渋滞しているぐらい納得いきません。

速度制限がないのは現状ではWiMAXだけだそうです。
もしこれからWiFiを購入しようとしている方は、WiMAXが良いかもしれませんね。

わたくしも可及的速やかに乗り換えたいと思います。


それでは。

Posted by ヒツジ
Category : 朝礼

John Lobb 日本限定モデル「デラーノ」

こんにちは。
ヒツジです。
本館2階紳士靴よりジョンロブ日本限定モデル「デラーノ」のご紹介です。


先日、丸の内に行った際にジョンロブに立ち寄りました。
25日に発売されるイヤーモデルの実物を見たかったのですが、まだ置いてあるわけがありませんよね。
それはさておき、ウィリアムやロペスなど今後購入したいモデルの下見をしてきました。
ウィリアムは以前にもご紹介しました通りバッファローメレーゼで決まりなのですが、ロペスはダークオークカーフも良いのですがダークブラウンスエードも良いですね。
ジョンロブのスエードは本当に色が綺麗。
ダークブラウンという色自体はどのメーカーでも出している定番色ですが、毛足の感じや色気のある発色はジョンロブならではだと思います。
まあ、あくまでも店内でしか見たことがありませんので、外に出たらまたイメージが違うのかもしれませんが。
そして店頭で一番目立つところに置いてありましたのが本日ご紹介するデラーノというモデルです。
この日はジョンロブを代表する彼がいらっしゃり、日本限定モデルだとおっしゃっておりました。

まずは写真を。

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いかがでしょう。
もとはビスポークモデルだったのですが、「シングルバックルから靴の中敷が見えるように」というオーダー内容で作られたそうです。
一時期は既成でも作っていたようですが、廃盤になってからの日本限定というわけです。
ラストは4098で、同じくローファーのトゥルーロやフェンコートに使われている木型ですね。
ロペスに比べて若干ロングノーズといいますか、捨て寸をとった形だと思います。
印象はロペスよりシュッとしてますね。
ロペスのぽってりした感じも良いですが、シュッとしたラストに少しの野暮ったさが残るスエード素材というコンビネーションもまた良いのでしょう。
実際に手に取るとほど良い重さがあり、軽快に見えるけれどもしっかり作られてる感じがしました。
個性的でありながらしゃしゃり出ておらず、なおかつクラシックでありながらどこか新しい感じのする秀逸なデザインではないでしょうか。

なんだかんだでオフの日に大活躍してくれるのはローファーです。
仕事用はオックスフォード。
カジュアルデイとかしこまりたいオフの日はダービー。
雨の日はパラブーツのシャンボード。
雪の日もパラブーツのシャンボード。
たまには履きたいモンクストラップ
靴集めはネバーエンド。


それでは。

Posted by ヒツジ

生地を求めて

こんにちは。
ヒツジです。
本館2階紳士衣料より生地のご紹介です。


本題に入る前に、今日で連休が終わってしまいます。
天気が悪い日が続きましたが、ほぼ毎日友達と会ったりしていたのでそれなりに有意義であったかなと思います。
本当は運動をしたかったのですが、部屋掃除で代用したことにしましょう。


さて、先日ご紹介致しました福島にある日本屈指の縫製工場ジェンツ。
オーダーしたジャケスラがまだ上がってきていないのにも関わらず、その対応の良さと信頼感から次にオーダーするジャケットについて考える毎日です。
福島は決して行けなくはない距離なのですが、車で往復するのは体力的に少しきつい。
交通費だけでお金も2万円近くかかってしまう。
それならばこちらで生地を用意してしまえば良いのではないかと思い、生地を探す旅に出ました。
工場側としては生地と仕立て代を含めての価格ですが、こちらが生地を用意することにより仕立て代のみ取るとなっては利益が薄くなるはず。
わたくしはそんなことを言うつもりはなくて、例えばハリスツイードのジャケットが生地と仕立て代で4万円だとすると、交通費を入れると6万円近くなります。
しかし、それならばこちらで2万円ほどで生地を用意して工場に生地代を含めた4万円を支払うとすれば負担する金額は同じですが好きな生地が選べる上に、工場側としても生地代をこちらが負担してくれてさらに予定していた利益が出るのでお互いに良い話だと思うのです。
福島に行く時間と労力を考えたらそれも良いのではないでしょうか。
生地の持ち込みに対応していただけるのかは確認しておりませんが、それは良い生地を見つけてからでも遅くないでしょう。

そんな考えと共に目指したのは日暮里。
お恥ずかしながら知らなかったのですが、日暮里は繊維街で有名なんですね。
繊維ストリートには80件近くの生地屋さんや手芸屋さんが並びます。
生地屋さんに関してはほとんどが女性用といった感じでしたが、繊維ストリート入り口あたりに良いお店を見つけました。
伊藤ファッションサービスさんというところなのですが、女性用生地を中心に扱いながらも男性用スーツ・ジャケット生地も少しありました。
繊維街の中ではおそらく一番ハイグレードな生地を扱っているように感じました。
こちらは生地だけでも売っているのですが、メンズ・レディースのオーダーも承っております。
カノニコやスキャバル、ドラゴなどのヨーロッパ高級生地を集めたスワッチを持っておりました。
生地だけではあまり利益は出ないのでしょうね。
仕立ててもらってナンボ。
どちらの工場で縫製しているのかは聞きませんでしたが、高級生地を扱っているだけあって良いお値段でしたね。

いろいろ見せていただきましたが、ハリスツイードが一枚だけありました!!
こちらです。

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グリーンベースに赤やオレンジ、ネイビーなどが混ざっていて温もりのある感じながら精悍な印象を持った生地。
通常、ハリスの生地はメーター8000円ほどらしいのですが、こちらは5000円弱になっておりました。
正直、かなり心が揺らぎました。
ジャケットを作るとしたら2メーターあれば足りるので生地代で1万円。
あとは持ち込み生地で仕立てていただけるのか否か。
しかし、生地だけで見るのと実際にジャケットになったものではイメージも多少なりとも違うはず。
温もりがありすぎて、少しうるさい印象になったりはしないだろうか。
ジャケットも良いけど、カバーオールにしても良いな。
そもそもジェンツさんはカバーオールのオーダーを受け付けていただろうか。
それ以前に、今年はウォータービルとルビナッチのアウターを買っている。
これ以上買っても良いものだろうか。
仕事用と割り切るのであればもう少し落ち着いた柄が良いのではないか。

こんなことを考えながらお店を後にしました。

結局、思ったよりもドンピシャの生地を探すのは難しいことと、ジェンツさんはこちらが持ち込まなくても良い生地を揃えているという結論に辿り着きました。
ジェンツさんがストックしていたグレー地にネイビーの大きなチェックが入ったハリスも非常に良かったな。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、どうやらわたくしはハリス生地のアウターが欲しくなってしまっただけのようです。
色と柄と仕様を熟考してまた出直してきます。

服地を見るのは本当に楽しいですね。
わたくしに洋裁のスキルがあれば自分で生地を買って自分で仕立てるのに。
きっと下手だけどよくわからない味のある一着になりそうな予感がしますが・・・。


それでは。

Posted by ヒツジ

折りたたみ傘を求めて 第2回

こんにちは。
ヒツジです。
本館1階紳士装身具より折りたたみ傘のご紹介です。


今の時期は意外と雨が多いですよね。
わたくしは連休中にもかかわらず、ほぼ毎日雨模様です。
梅雨時期だけではなく、一年の通して役に立ってくれる折りたたみ傘。
本日は折りたたみ傘を求めて 第2回目です。

前回はこちらをご参照ください。


今回ご紹介しますのは、Guy de Jean(ギイ・ド・ジャン)です。
知る人ぞ知る、パリの老舗傘屋さんで創業は1920年になります。

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※写真はウェブより拝借致しました。


傘職人であったアガタさんの元にヌーベルバーグのデザイナーであったギイ・ド・ジャン氏が訪れ、アガタさんの親族であるクリスティアンヌと結婚をして、ギイ・ド・ジャンという名前でブランドを立ち上げました。
ジャンポール・ゴルチエやジャンフランコ・フェレといった有名メゾンのOEMも行っているようです。

ゴルチエやフェレといった個性の強いブランドの傘を作っている通り、ギイ・ド・ジャンもデザイン性が強いのが特徴です。
折りたたみにおいては、ハンドルが木製の動物モチーフのものが代名詞ですね。
アヒルや猫、フクロウなどがあるようです。
長傘も作っておりますが、主に女性物のようです。
かなりフェミニンでインパクトの強い生地が多いです。

クラシックな装いの方からしてみるとあまり好みではないかもしれませんが、たまには個性的な小物を仕込んでおきたいという時などに良いのではないでしょうか。
男性よりも女性向きかもしれませんね。
動物の顔も一つ一つ微妙に表情が違うようですので、手作りの価値を感じることが出来る珍しい一本でしょう。


それでは。

Posted by ヒツジ

なんだか気になるベルジャンシューズ

こんにちは。
ヒツジです。
本館2階紳士靴よりベルジャンシューズのご紹介です。

ベルジャンシューズは300年以上の歴史を持つ靴で、近年ファッション雑誌などでも取り上げられているようです。
ベルギーの貴族が履いていたとか、農夫が履いていたとかいう話がありますが、もはやベルギーにはこの文化は無くなっているのではないでしょうか。
現在手に入るベルジャンシューズはアメリカのご婦人用高級百貨店、ヘンリー・ベンデルで1950年代に売られていたものをベースにしているものだそうです。
当時のベルジャンシューズはカーフ製のアッパーにウエッジソールでトップラインにパイピングを施し、ヴァンプにはボータイがついていたようです。
現行は基本的な形は変わらないものの、アッパーの素材はカーフやスエード、ウールやリネンなどもあります。
長く使えるのはカーフかスエードでしょうか。
でもウールやリネンも履き心地良さそうですよね。
現在ではヘンリー・ベンデルから独立して、ベルジャンシューズというブランド名でアメリカを中心に展開しているようです。
ベルギーのサイトからも色々調べてみたのですが、ベルギー国内にあるベルジャンシューズの老舗みたいなお店は見つかりませんでした。
もし知っている方がいたら教えていただけると幸いです。

そんな長い歴史の中でもはやアメリカの文化になってしまった感のあるベルジャンシューズですが、軽そうでスマートでドレッシーなローファーはやはりヨーロッパの精神を引き継いでおります。
履きやすそうな上に適度なきちんと感もあり大人の男の日常使いにちょうど良さそうなのです。
イタリア屈指の洒落物、ルカ・ルビナッチさんもいつもこの靴を履いております。
ベルギー好きのわたくしとしましても、この靴を看過することはできません。
ベルジャンシューズを扱っているメーカーを少し見つけましたのでご紹介したいと思います。

・メンズ、レディースのベルジャンシューズのみを扱うベルギー文化の継承者。Belgian Shoes(ベルジャンシューズ)!

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こちらは上でもご紹介したように、ベルジャンシューズしか取り扱っておりません。
メンズ、レディースともにベルジャンシューズの基本を抑えつつもバラエティに富んだラインナップです。
価格は日本円に換算すると4万円ぐらいですね。
素材による価格の違いがないのは良いのかどうなのかは不明ですが、全ての靴がハンドソーンで作られております。
原産国はどちらなのでしょう。
流行とは一線を画したベルジャンシューズ、一足目はここでベーシックなものを選ぶべきでしょう。

http://www.belgianshoes.com


・イタリア屈指の洒落物が異国の文化を吸収。Mariano Rubinacci(マリアーノ・ルビナッチ)!

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ルビナッチ親子は基本的にベルジャンシューズを履いているようです。
スナップのためなのかは分かりませんが、一応ルビナッチでは他の靴の取り扱いもあります。
もともとはカジュアル向けの靴なのでしょうが、スーツにもジャケスラにも合わせてますね。
基本的な形はベルジャンシューズ社のものと変わりはありません。
価格も同じぐらいですね。
ラインナップは少し派手目なものが多いかな。
ルビナッチリスペクトの方はこちらで珍しい配色のものをどうぞ。

http://www.marianorubinacci.net/shop/index.php


・英国の文化にインスパイアされたスペイン靴、Bow-Tie(ボウタイ)!

こちらは短靴やブーツ、スニーカーやエスパドリーユなど幅広く展開している靴屋さんです。
マドリッドが本店のようで、ショップはスペイン中に4箇所あるのみです。
日本ではセレクトショップが扱っていたりするようですね。
靴はいずれもクラシックなタイプです。
シンプルなストレートチップの少しスクエア気味のトゥを見るとフランスも入っているのかもしれませんね。
スペイン靴は個人的には結構好きです。
英国靴やフランス靴に比べて価格も抑えられているので仕事用にちょうど良いのです。
ヤンコのトゥがとがってない靴は大好きですね。
ベルジャンシューズ専業ではありませんが、ボウタイというメーカー名はベルジャンシューズのヴァンプ部についたボウタイから来たものだと思います。
ボウタイ、大いにアリです。

申し訳ありませんが、ボウタイのページからでは画像の保存ができませんでしたので公式サイトをご参照ください。

http://www.bow-tie.eu/index2.html?l=en


いかがでしょうか。
この手の靴はメンズだと思われがちですが、女性物に特化したヘンリー・ベンデルからの流れを見ると50年代は女性が主に履いていたことでしょう。
男性はもちろん、女性の普段の装いにも使える一足と思ってご紹介致しました。
なんだかんだで通年履けるローファー。
新鮮だけど流行ではない靴をお探しでしたら、ベルジャンシューズも良いかもしれませんね。


それでは。

Posted by ヒツジ

折りたたみ傘を求めて 第1回

こんにちは。
ヒツジです。
本館1階紳士装身具より折りたたみ傘のご紹介です。


先日、わたくしが使っている傘をご紹介しましたが、tlsize様より折りたたみ傘のお話をいただきました。
わたくし自身、折りたたみ傘はあまり使う機会がないのですが、それは良い物に出会えていないからかもしれません。
探してみました結果、良さそうな折りたたみがいくつか見つかりました。
「折りたたみ傘を求めて」では、何度かに分けて一本ずつクローズアップしたいと思います。

第1回目でご紹介しますのは、Knirps(クニルプス)です。
そもそも折りたたみ傘の歴史の話になりますが、1928年にドイツのハンス・ハウプト氏が考案し、1932年に特許を取得したものが折りたたみ傘の始まりです。このハウス氏の特許をもとに作られた、世界ではじめての折り畳み傘がクニルプスなのです。
つまり、折りたたみ傘の原点というわけですね。
ドイツを始めとしたヨーロッパ諸国ではクニルプス=折りたたみ傘という風に、メーカー名が道具の代名詞にまでなっているようです。
1950年代のドイツの天気予報では、雨が降る日をクニルプスウェザーと呼んでいたなんていう逸話もあります。
お恥ずかしながら、この話については全く知りませんでした。
クラシックな精神を愛する方にはピッタリなメーカーでしょう。

それでは、商品をいくつか見ていきましょう。


・17.5cmのラウンドケースにスッポリ入るスタンダードモデル 17.5cm×6cm
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・クニルプス最小・最軽量モデル 17cm×6cm
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・日本人女性のリクエストから生まれた、開閉しやすく安全なモデル 20cm×6cm
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・スタンダードモデルの少し大きいバージョン 24.5cm×5cm
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・ワンタッチ式開閉モデル 28cm×5cm
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・直径123cmを誇る折りたたみ傘の常識をくつがえしたモデル 35cm×7cm
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・紳士御用達。ウッドハンドルモデル 43cm×6cm
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他の種類もありますが、気になる方は公式サイトをご参照ください。
クニルプス公式サイト
日本の公式サイトは今月に出来たばかりのようです。
国内取り扱い店も記載されておりますので、実物を見てみたいですね!
価格は4000円ぐらいからとこなれておりますが、ドイツ企画の中国製だったりします。
本国ではドイツ製のものも残っているのでしょうか。
気になるところです。
大きな鞄を持つことの少ないわたくしは最小・最軽量モデルを忍ばせたいなと思います。


それでは。

Posted by ヒツジ
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