ヒツジ百貨店 | 食パン的美しさ

休日は2本のマフラーで

こんにちは。
ヒツジです。
本館1階 紳士装身具からのお知らせです。

休日は3枚のシリーズも今回で最後となります。
そしてマフラーについては3本ではなく2本を厳選致しました。

休日用に3足の靴を選ぶと、次はマフラーを決めたくなるのが人情というものです。
休日は3枚のシャツで
休日は3枚のセーターで
休日は3本の時計で
休日は3本のパンツで
休日は3着のアウターで
休日は3足の靴で

マフラーを選ぶ基準は、暖かくてドレス寄り・カジュアル寄りの両方に対応出来る事です。
素材やボリューム諸々との兼ね合いも考え、わたくしが選んだのはこちらです。

・ジョンストンズ 大判カシミヤマフラー ネイビー
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・ジョンストンズ 大判カシミヤマフラー オッター
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保守的且つジョンストンズ的ですが、結局この2枚があれば十分だと思います。
大判サイズは190cm×70cmと、マフラーはもちろん肩掛け、膝掛けにも使えるサイズです。
通常サイズですと真冬に使うには少しボリュームが足りないと感じるかもしれません。
ジョンストンズは今年に入ってから値上げをし、カラーバリエーションも一部変更になりました。
ダークブラウンが定番であっても良いと思うのですが、そこはジョンストンズの代名詞でもあるオッターなのでしょう。
マフラー、ストールについてはブログでもいろいろご紹介して参りましたが、わたくし自身も少しずつ整理をしていき、ジョンストンズのこの2枚に集約したいと考えています。
男性目線で書いておりますが、女性ですとまた違ったチョイスになるでしょう。

価格はちょっと高めですが、マフラーはそう簡単にダメになるものではありません。
であれば、上質で暖かくて10年先も余裕で使えるものを選んでも良いと思うのです。
もちろん、ファッションや流行に合わせて毎シーズン買い足して行くのも良いと思いますが、
「ほどほどの価格のほどほどの物をたくさん買うのではなく、少し高いけど最上の物を少量(時には大量)買う。」
がモットーですので、ご了承下さい。

高額なものをご紹介したかのように見える3枚シリーズですが、本当にそうでしょうか。
多くの人は物を見る時に金額から入ってしまいます。
200万の時計は高い、など。
しかし、価格というものは価値に対して考えなければ意味がないと思うのです。
まず価値を自分なりに見極めた上で、価格と向き合ってみてはいかがでしょうか。
買うか買わないかは別として、自分にとって本当に価値のあるものだけが自分の手元に来るようになるはずです。

今回ご紹介したアイテムの中で、少しでも興味がある品があれば是非その価値を調べ、考えてみて下さい。


Posted by ヒツジ

休日は3足の靴で

こんにちは。
ヒツジです。
本館2階 紳士靴からのお知らせです。

続いております休日は3枚のシリーズですが、残すところあと2回となります。
もうしばらくお付き合いいただけると幸いです。

休日用に3枚のアウターを選ぶと、次は靴を決めたくなるのが人情というものです。
休日は3枚のシャツで
休日は3枚のセーターで
休日は3本の時計で
休日は3本のパンツで
休日は3着のアウターで

靴については書くかどうか真剣に迷いました。
なぜなら、3足など選べるはずがないからです。
それでも厳選に厳選に厳選に厳選を重ねてなんとか書きたいと思います。
3足の内訳は、革靴2足(ドレス寄り、カジュアル寄り)、スニーカー1足というところでしょうか。
靴は他のアイテムに比べて時代を超えた銘品が多く、そのため非常に主観的な内容となってしまうことをご了承下さい。
選ばれなかった靴が良くないということでは決してありません。
わたくしが選んだ3足はこちらです。

・JMウエストン 180ローファーブラック
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・ジョンロブ フィリップ2ダークオークオックスフォードカーフ
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・ニューバランス M1400グレー
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まず、革靴のスタイルとして代表的なものはオックスフォード、ダービー、ローファー、モンクストラップ、ブーツぐらいでしょう。
この中で優先的に選ぶべきなのは、オックスフォードとローファーです。
デザインとしてはダービーが一番カジュアル仕様なのでしょうけど、汎用性が高すぎて使い分けをする楽しみがなくなってしまうと感じて選びませんでした。
もし革靴を1足だけしか選べないとしたらダービーだと思いますが、革靴を2足と考えると、使うシーンがかぶらない2足を選んだ方が休日を楽しめると思ったのです。
カジュアル系を代表するローファーと、ドレス系を代表するオックスフォード。

ローファーの選択肢はオールデン派の方も多いと思いますが、個人的にはウエストンです。
普遍的なデザインで革質も素晴らしく、長く履ける1足でしょう。
サイズ選びが難しく馴染むまでに少々時間がかかりますが、そこをクリアしてしまえば生涯の伴侶になってくれると信じております。
黒を選んだ理由については、わたくし自身がここのローファーを数足所有していますが、黒が一番美しく、履いていて嬉しくなるからです。
カジュアルなスタイルでありながら、きちんと感も持った黒のローファー。
最初に買うべきはこのスタイルでしょう。

オックスフォードからは、ジョンロブのフィリップ2ダークオークを選びました。
パンチドキャップトゥという比較的ドレス寄りなデザインを、ブラウンで選ぶことによりカジュアルでも使える1足であると思います。
ミュージアムカーフでなく、オックスフォードカーフの方をオススメします。
ストレートチップやセミブローグ、フルブローグといったデザインもありますが、2足目の革靴として一番使いやすいのはパンチドキャップで異論はないと思います。
7000ラストは少しロングノーズでクラシックな英国靴好きの方の中には違和感がある方もいると思います。
しかし、ウエストンのローファーとうまくコントラストをつけるという意味でも7000ラストは悪くないと感じます。

スニーカーからは、ニューバランスのM1400。
一時期流行ったニューバランスも、世間的にもそろそろ落ち着いたのではないでしょうか。
流行る前から元々定番でしたが・・・。
スニーカーといえばオールスターやスタンスミス他、各メーカーから出ている銘品が数多くあります。
わたくしも全てを網羅しているわけではないのですが、日常使いのスニーカーとしては576がほど良いところではないでしょうか。
576や996、1300派の方もいるでしょう。
スニーカーとしては高価格ですが、休日の「よく歩く日」や「旅行」といったシーンにおいて非常に頼れる1足となるでしょう。

ネイビー系の時、近場に行く時は180ローファー。
ブラウン系の時、ちょっと良い所に行く時はフィリップ2。
たくさん歩く時、楽したい時はニューバランス。

靴はどうして人を魅了するのでしょうか。
半ばコレクター化しているわたくしとしても、3足しか選べないというのを実生活で実践したら苦痛かもしれません。
せめて20足は選びたい。
それはさておき、服は適当でも良い靴を履いているとなんとなくまとまってしまうものです。
良い靴は手入れをすれば長く履ける物であるからこそ、無理のない範囲で(時には無理をしてでも)自分の好きな1足を選んでいただきたく思います。

Posted by ヒツジ

休日は3着のアウターで

こんにちは。
ヒツジです。
本館2階 紳士衣料からのお知らせです。

休日用に3枚のパンツを選ぶと、次はアウターを決めたくなるのが人情というものです。
休日は3枚のシャツで
休日は3枚のセーターで
休日は3本のパンツで

アウターを着る時期といえば、春・秋・冬。
冬用のアウターはみなさんお持ちかと思いますが、春から初秋にかけての薄いアウターは後回しになってしまいがちだと思います。
かく言うわたくしも、持っておりません。
それどころか、真冬には寒いような薄手の生地のものや、カジュアルではあまり着ないチェスターフィールドばかり持っております。
自分の反省も含めて、新たに3着のアウターを用意するとしたらこの3着こそが必要最小限にして十分という基準で選びました。
パンツと同じように、
・時代や年代を超えた定番
・ダメになっても買い替え可能
・耐久性がある
・楽で抜け感がある
ようなものをチョイスしたつもりです。
前置きはこのへんにして、ご紹介します。

・ラベンハム キルティングジャケット(ポリエステル)
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・グレンフェル ファーリンドン(グレンフェルクロス)
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・グレンフェル ニューハンプシャーダッフル
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まず、この中でも最も使い勝手の良いのはラベンハムのキルティングジャケットでしょう。
わたくしはポリエステルとウールを使っておりますが、どちらか1着だけというのであればポリエステルを選びます。
こちらの記事をご参照ください。
ラベンハムを購入しました
英国からの贈り物
実際に使ってみて、ポリエステルは非常に軽く、また保温性もちょっとしたダウンぐらいある事が分かりました。
春秋はもちろん、少し暖かい冬でもセーターを着て、マフラーをしっかり巻けば全く寒くありません。
よくよく見ると指紋がシミのようになるのですが、目を凝らさない限り見えません。
購入直後は気になるかもしれませんが、気にしなくなればこれだけ楽なアウターはないのです。
また、汚れても家で簡単に洗えるのが良いです。
2回ほど手洗いをしてみましたが、生地が傷むことも色が落ちることもありませんでした。
ポリエステルなので、火元やひっかきに気をつければ特に目立つダメージはつかないでしょう。
コーデュロイ部分の傷みやその他修理に関しては、本国で受け付けています。
日本の代理店に出しても良いかもしれませんが、同様のメンテナンスをするかは不明です。
いろいろな形がありますが、基本はデンハムかレイドンでしょう。
体型に合う方を選べば良いと思います。
色はサフォークネイビーがオススメですが、これも好みで良いと思います。
街でかぶりまくるラベンハムですが、それが嫌という人は本国にオーダーをすることも出来ます。
サイズ調整はもちろん、例えばネイビーの生地でブラウンのコーデュロイなども可能です。
裏地に関しては、すでに表地と縫われている状態のため、変更が出来ません。
現行では売られていない生地の在庫があったりするようなので、問い合わせてみても良いかもしれません。
対応も非常に丁寧なので、信頼して長く使える1着だと思います。

続いて、グレンフェルのファーリンドン。
グレンフェルは1922年に創業した英国のコート専業メーカーです。
この手のコートはマッキントッシュの方がシェアが大きい印象なので、あまり着ている人を見かけないグレンフェルから選びました。
膝上丈のシンプルで上品なステンカラーで、ドレス寄りの休日ファッションを楽しみたい時に重宝するでしょう。
使える季節は春・秋ですね。
通常のコットン生地のタイプもありますが、このブランドらしいグレンフェルクロスを選びたいところです。
探検家であったグレンフェルさんの極地探検の為に、軽くて防風性・耐久性のある生地を作ったことが生地名の由来となっています。
他にもトレンチコートや膝丈のステンカラーなどもありますが、休日用としてはファーリンドンぐらいの丈が使いやすくて良いのではないでしょうか。

そして、同じくグレンフェルのダッフルコート。
ダッフルコートの対抗馬としては、グローバーオールや最近復活したインバーティアです。
グローバーオールは定番でありながら、数年前に嵐の桜井さんが購入されて、ちょっと有名になってしまったこともあり避けました。
作りや価格を考えると非常に良心的だと思います。
さて、ニューハンプシャーの特徴としては、素材がウール75%、ナイロン25%になっており、なおかつ一枚仕立てで軽量化に貢献しているという点です。
また、革紐に水牛角トグルという仕様がカジュアルになり過ぎず、高級感も出していると感じます。
麻紐で木製トグルが好きな方もいると思いますが、グレンフェルは上記の仕様のみの展開です。
軽くて防寒性に優れ、なおかつ多少のきちんと感もある。
真冬はこれを着倒すのも一興かもしれません。


お住まいの地域により、毛皮やダウンが必須という方もいるでしょうが、わたくし自身の視点であることをお許し下さい。
毛皮については知識がなく、ダウンについては基準を満たす選択肢がないという理由もあります。
チェスターフィールドを休日用としてしまうのは強引ですし。

アイテム毎に3点ずつ選んでいくと、自分がどれだけ必要以上の買い物をしてきたのかに気付かされます。
ゆくゆくは必要最小限にして十分な状態に凝縮されていけば良いと思います。

コートというアイテムは簡単に傷むものではないので、少し高価でも10年以上使える定番物を持つと良いでしょう。
さらに気分や流行によって数年スパンで買い替えていく枠があっても良いと思います。
とにかく大切なのは、コートを着る瞬間を豊かにするという事です。
そのための厳選なのです。
わたくし自身もさらに厳選を重ね、コートを着る瞬間を楽しみにしながらお金と場所の節約が出来るようになりたいです。



Posted by ヒツジ

休日は3本のパンツで

こんにちは。
ヒツジです。
本館2階 紳士衣料からのお知らせです。

休日用に3枚のシャツやセーターを選ぶと、次はパンツを決めたくなるのが人情というものです。
休日は3枚のシャツで
休日は3枚のセーターで

パンツは形によってファッションの完成度を大きく左右するアイテムです。
インコテックスやPT01が流行った時に比べて美脚パンツの風潮は落ち着いてきたように感じます。
わたくしも数年前にラバッツォーロやインコテックスを多数購入しましたが、ほとんどがタグすら外していないでハンガーにかかっている状態です。
確かにパンツの完成度としては高いのでしょうけれど、ラインが綺麗過ぎたり生地が良すぎて気を使うのです。
そして抜け感が損なわれることにより、頑張ってる感が出てしまうのが苦手なのです。
30代ともなると「楽」という要素も大事になってきます。
そんな経験を踏まえて選んだパンツ3選がこちらです。

・リーバイスUS501 STF(シュリンク・トゥ・フィット)
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・ビルズカーキ チノ M1かM2
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・ディッキーズ 874か873
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うーん、アメリカワークウェアに偏ってしまいました。
パンツについては好みの分かれるところです。
ダメになった時に痛くないほどの出費で買い替えが出きて、通年履けて、年代や時代に左右されないものを割と現実的に選んだつもりです。

まず、休日に必要なのはジーンズです。
現行のUS501は12.5オンスで通年使えると思います。
ラインが少し太いと感じる方もいると思いますが、お直し屋さんでカスタムして履くのも良いのではないでしょうか。
ヴィンテージデニムのような色合いにはならないかもしれませんが、表情が変わる楽しみ・リペアをして長く履く喜びを味わえます。
ネットで7000円ぐらいで購入出来、1つのウエストサイズに対して複数のレングスから選べるのは定番中の定番品だからこそでしょう。
つまり、裾上げをする必要がなく、501本来のシルエットを楽しめるというわけです。
デニムとしてはAPCの方が質感が良いと感じますが、トータル的に考えて501を選びました。

続いて、ビルズカーキのチノです。
ジーンズと来たら、次はチノでしょう。
形はM1かM2で、体型に合う方を選べば良いと思います。
色はカーキかブリティッシュカーキでしょうか。
チノの分野でもいろいろな選択肢がありますが、気楽に通年履けて買い替え可能で・・・などと考えるとビルズカーキに1票です。
価格は2万円ほどと少し高めですが、例えばノータックでジャストサイズであればカジュアル的正装としても使えるはずなので費用対効果はあると思います。

そして、こちらも定番のディッキーズです。
ビルズカーキでカーキ系を選ぶのであれば、ディッキーズはダークネイビーあたりが良い選択かもしれません。
ポリエステル混の生地はしっかりしていながら軽く、家でガンガン洗ってもヘタれません。
また、パーマネントプリーツによりワークテイストがありながら必要最小限のマナーは守っている感じがします。
チノと同じように、ジャストサイズを選ぶのが品が良いと思います。
ディッキーズ的には邪道かもしれませんが。
ありがたいことに、ネットを探すと3500円ぐらいで購入できます。

本当はグレーのスラックスも入れてあげたかったのですが、休日の登場回数はきっと少なくなるでしょう。
そして、スラックスはシーズンにより生地が異なるので、春夏用と秋冬用のスラックスを入れてしまうと残り1本しか選べなくなるのです。

今日選んだ3本はいずれも
・時代や年代を超えた定番
・ダメになっても買い替え可能
・洗濯機で洗える
・耐久性がある
・楽で抜け感がある
ものです。

衣類の中でも一番ダメージが出やすいパンツだからこそ、耐久性があって手入れが楽で買い替え可能(金額的にも商品供給的にも)という要素は大事だと思います。

Posted by ヒツジ

休日は3本の時計で

こんにちは。
ヒツジです。
本館6階 時計サロンからのお知らせです。

さて、今日は時計です。
2008年にブレゲを購入後、しばらく時計からは遠ざかっておりましたが、ここ最近になって時計熱が再燃しました。
今年は良い時計を1本行きたいと考えております。
スマホが普及した昨今、腕時計不要論を唱える方もいるようです。
確かに、時間を見るための道具としては無くても全く困らないでしょう。
しかし、時間を確認する際にわざわざスマホを見るのはいささか無粋ではないでしょうか。
また、自分が本当に気に入った時計を着ける喜び、時間を確認する時にチラっと見る楽しみが腕時計にはあります。
高価な物ですと特に芸術的側面が大きくなり、生活を少し豊かにしてくれるアイテムとなると思っております。

時計については人にオススメしたい3本と自分が揃えたい3本が異なりますので、それぞれご紹介したいと思います。
まずはオススメの3本からです。

・ランゲ&ゾーネ サクソニア WG
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・ジャガールクルト レベルソクラシック 手巻き
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・ロレックス サブマリーナ ノンデイト
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この3本を選んだ理由は、用途別でベストチョイスと思われるためです。
ドレス・フォーマル用はサクソニアのホワイトゴールド。
最近になりケースサイズの変更があり、35mmになりました。
ムーブメントとケースのバランスは良くなりましたが、旧型の37mmに比べてインデックスが少しにぎやかだと感じるかもしれません。
現行のアンダー200万のドレスウォッチとしては非常に良く作られていると感じます。
手巻き3針スモセコノンデイトの金無垢モデルは1本持っていてもバチは当たらないでしょう。
ホワイトを選んだ理由は、目立つことなくどのようなシーンにも合うからです。
針の質感も良いですね。
サファイアバックなので中のムーブというか3/4プレートが見えます。
これがまた美しい。
洋銀を使ったプレートは経年と共に黄色味がかってくるようです。
一生物としても良い選択ではないでしょうか。
上品な時計なのでオフの日もOKだと思います。

続いて、レベルソクラシック手巻き。
去年、手巻きの廃盤とともに自動巻きが発表されて、急いで手巻きを購入した方も多いと思います。
わたくしも友人に勧め、無事買えたようです。
しかし、なんと今年のSIHHで手巻きを発表。
しかも旧型と大きな違いがなく、文字盤にギョーシェを入れて価格も同じか少し安いぐらいかもしれません。
売れ筋モデルの廃盤を発表し、1年で在庫を売り尽くし、マイナーチェンジ版を発表する。
これはルクルトの戦略でしょう。
ギョーシェなしの旧型レベルソのピュアなフェイスは文句なしに美しい。
新型は新型で高級感が増していることでしょう。
ドレス色の強いレベルソクラシックですが、元々はポロ競技用に開発されました。
スポーツモデルの精神を持ち合わせた稀有な時計だと思います。
上品なカジュアルスタイル・ドレス用として登場回数は多そうです。
新型ではレベルソクラシックスモールとレベルソクラシックミディアムのどちらかが良いと思います。
スモールのムーブは旧型と同じ846、ミディアムは名機と名高い822ベースです。
もともと822は3針スモセコ用ムーブです。
新型に搭載される822A/2は2針用に少し改良されているのでしょうか。
手巻き2針という奥ゆかしさ。
たまりません。

そして、サブマリーナノンデイト。
これは通年使えるスポーツウォッチで休日用には最適でしょう。
40mmケースながら、手首に乗せてみると意外と厚みが抑えられており、そんなに大きな時計という感じがしません。
見た目より軽いのも良いです。
ノンデイトを選んだ理由は、休日用としてはデイトは不要だからです。
着ける度に日送りをするのは面倒です。
ロレックスというブランドに抵抗がある方も多いと思いますが、少なくとも悪い時計ではないと思います。
リセールについて語られることの多いロレックスですが、せっかく購入するのであれば長く使うことを前提として買いたいものです。

いずれも50万円オーバーと高価ですが、少しずつ貯金をして少しずつ揃えていくのも人生の楽しみとなるのではないでしょうか。
車を買わずに時計を買うというのもアリかもしれません。


続きまして、わたくし自身が揃えたい3本をご紹介します。

・ブレゲ クラシック5907 YG
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・ランゲ&ゾーネ サクソニアフラッハ 37mm WG
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・ランゲ&ゾーネ 1815 WG
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全てのパラメーターをドレスウォッチに振りました。
ブレゲにつきましてはすでに所有しております。
詳細はこちらの記事をご参照ください。
Breguet classique ref.5907

続いて、サクソニアフラッハ37mm。
2016年にリリースされたモデルで、一目見た時に完全にKOされました。
わたくしの時計熱を再燃させてくれたのは、この時計のおかげです。
薄型の手巻き2針というこれ以上ないシンプルなモデルでありながら、針・インデックス・文字盤・ケースに至るまで非常に綺麗に仕上げられています。
今までは40mmだったフラッハも、37mmになりムーブとのバランスもよくなりました。
手首に乗せてみるとほどよく薄いながらも金無垢ケースのほどよい重さがあり、とにかく装着感が良いのです。
近年、文字盤のデザインがシンプルになったサクソニアシリーズですが、このフラッハにおいてその真価が発揮されるのではないでしょうか。
これを選んだ理由としては、ブレゲの対にしたかったからです。
ブレゲ5907は34mmでありながら、YGケースの上、針・文字盤・ケースなど目を引く意匠がたくさんあります。
つまり、小さくとも目立ってしまうのです。
そこでドレス用としてはもちろん、カジュアル用としても使えてしまうこのさりげない時計があれば使い分けが出来ると考えました。
はっきり言って、お店でランゲの他の時計と比べてしまうと置く場所を間違えているのではないかと思うほどさりげなく、主張のない時計です。
パッと見の「いい時計オーラ」などありません。
しかし、よくよく見ると非常に手間がかかっているのが分かります。
これ見よがし感の全くない時計というわけです。

そして、同じくランゲの1815。
ランゲの懐中時計のデザインをベースにしたモデルです。
こちらも近年ケースサイズの変更があり、38.5mmとほどよいサイズになりました。
厚みも8.8mmと抑えられています。
装着感はフラッハに比べると主張をしているものの、やはり悪目立ちのするものではありません。
ケースが大きい分、金時計の重さがしっかりとあります。
WG、YG、PGの展開です。
いずれもブルースティールハンドで、一番綺麗なのはPGケースかもしれません。
しかし、PGだと高級時計オーラ満載になってしまうのです。
休日にこのサイズのPGケースの時計をつけて行く場所などないわたくしとしましては、ホワイトを選びたいのです。
針の形状や色は懐中のデザインと異なりますが、ブルースティールハンドであればこそ少しカジュアル感が出ているのかもしれません。
個人的には針の形状について、今後変更があってもおかしくはないと感じています。

紺系の服装の時は1815。
茶系の服装の時はブレゲ。
ちょっとかしこまりたい時はフラッハ。
こういった感じで使い分けたいですね。

昨年から値下げが続いているリシュモングループですが、今年あたりランゲも値下げするのではないかと睨んでいます。
高級時計メーカーは数年前に比べてかなり値上げをしています。
売上も厳しいようなので、ランゲにおいても価格訴求を是非お願いしたいものです。
ランゲの時計が欲しいとか言っておりますが、実際はセイコーの機械式を愛用しています。

ほどほどの価格のほどほどの物をたくさん買うのではなく、少し高いけど最上の物を少量買う。
心を豊かにするのは結局これなのかもしれません。
とか言いながらも、わたくしの靴は増え続けます。
今年に入りすでに2足を注文しました。
そして3月にも1足注文をしてしまうのか否か。

Posted by ヒツジ

休日は3枚のセーターで

こんにちは。
ヒツジです。
本館2階 紳士衣料からのお知らせです。

休日用に3枚のシャツを選ぶと、次はセーターを決めたくなるのが人情というものです。
休日は3枚のシャツで
わたくしは一時期、セーターコレクターみたいに買い漁っておりました。
ジョンスメドレーやバランタインを始め、イタリアのファクトリーブランドなど20枚以上を所有していました。
しかし、思えばセーターを着る時期というのは1年の半分ぐらいです。
たくさん持っていても着ないものが増えるだけなのです。
そんな経験を踏まえて選んだセーター3選がこちらです。

・ジョンスメドレー シーアイランドコットン
・ジョンスメドレー カシミヤシルク
・ジョンスメドレー カシミヤ

非常に保守的でジョンスメドレー的なチョイスです。
春秋はシーアイランドコットンとカシミヤシルク。
秋冬はカシミヤシルクとカシミヤ。
これこそが必要最小限にして十分だと思うのです。

続いて、これらを選んだ理由です。
まず、シーアイランドコットン。
なぜウールを選ばなかったのかということですが、ハイゲージのウールセーターは虫食いが発生する可能性が高いのです。
防寒性で言えばウールに軍配が上がると思いますが、手入れの簡単さやメンテナンス費用などを考えた時にコットンの方が良いと考えました。

カシミヤシルクは虫食いのデメリットはありますが、軽くて暖かな着心地と美しい光沢を持つこの素材は1枚は持っていたい。
少し肌寒い時や、ちょっとしたレストランに行く時などに重宝すると思います。

カシミヤはあまり売られていませんが、アウトレットで扱いがあります。
大抵が24ゲージのソリッドのようなので、使い勝手は抜群です。
古き良き英国ニットのような目の詰まりはありませんが、ほどよく軽くほどよく暖かい。
上品なカジュアルスタイルにはぴったりでしょう。

基本的にはどのセーターも無地で、色はネイビーかチャコールという想定です。

ほどほどの価格のほどほどの物をたくさん買うのではなく、少し高いけど最上の物を少量買う。
心を豊かにするのは結局これなのかもしれません。
とか言いながらも、わたくしの靴は増え続けます。
今年に入りすでに2足を注文しました。

Posted by ヒツジ

休日は3枚のシャツで

こんにちは。
ヒツジです。
本館2階 紳士衣料からのお知らせです。

ご無沙汰しております。
約一ヶ月ぶりの更新です。
SNSの毒気に当てられて、しばらく離れておりました。

さて、今日のお題は休日に着るシャツについてです。
オシャレが好きな方は色んなメーカーの色んなシャツを楽しんでいることかと思います。
わたくしもビジネス用、カジュアル用共に多くのシャツを持っておりますが、しばらく着ていないものも当然ございます。
むしろ着ていないものの方が多いぐらいです。
シャツだけにとどまらず、ニットやパンツも同じ状況です。

そこでふと思いました。
休日なんて年間120日ぐらいなのだから、常にベストなシャツを3枚ぐらいで着回せば良いのではないか。
余分な物を買う事なく、ダメになったら買い換え、場所とお金を節約する。
既製シャツの最高峰といえばわたくしの中ではシャルベです。
ターンブルやフライはどちらかといえばビジネス向きでしょうし、ボレッリはあまり好きではありません。
そもそも、わたくしの体型の既製サイズを作っているのはシャルベぐらいなのです。
当然、着心地や耐久性も文句なしでしょう。
選ぶべきはこの3枚でしょう。

・オックスフォード サックス
・ツイル サックス
・エンドオンエンド(フィルアフィル)サックス

休日はしのごの言わず、サックスのシャツです。
素材は定番のこの3種類を持っていれば良いのです。
カジュアル用途なので、洗濯も家で行います。
洗濯機につっこんでOKです。
白い生地だとどうしても黄ばみが発生しますので、そういう意味でもサックスが良いでしょう。

オックスフォードはシャツの定番生地なので外せません。何にでも合います。
ツイルもやはり定番生地で、チノパンやジーンズといったカジュアル色の強いアイテムと合わせたいです。
エンドオンエンドは個人的には一番シャルベらしい生地というイメージなのですが、スラックスやハイゲージニットといったキレイめの格好にはドンピシャですし、ジーンズにミドルゲージのカシミヤニットという合わせも素敵だと思います。

ほどほどの価格のほどほどの物をたくさん買うのではなく、少し高いけど最上の物を少量買う。
心を豊かにするのは結局これなのかもしれません。
とか言いながらも、わたくしの靴は増え続けます。

Posted by ヒツジ
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