ヒツジ百貨店 | 食パン的美しさ

靴磨き再考

こんにちは。
ヒツジです。
本館2階 紳士靴からのお知らせです。

靴磨きについてうだうだ考えている日々が続いている昨今。
わたくしのコレクションラインもここ数ヶ月で急増殖し、さらに4~6足は増える予定です。
靴磨きは好きですが、過剰な手入れは靴にとって良ろしくないと思いますし、自分にとってもなるべく簡潔に済ませたいところです。
わたくしは鏡面磨きなどはしませんので、革本来の輝きを保つぐらいの手入れで十分なのです。
靴磨きについてネットで調べると、クリームについての考察が多いように思います。
クリームももちろん大事なのですが、わたくしのように過剰に光らせることを望まない場合、手入れの主軸はブラッシングなのではないかと最近思うようになりました。
1ヶ月に1度履くかどうかの靴ばかりですので、なるべくロウ分の少ないクリームを使って保革をしながら、とはいえ置いておくだけでも埃が積もっていきますので、定期的にブラッシングのみの手入れをするという風にしたいと思います。

ブラッシングを主軸にすることで、過剰な手入れからの脱却、しばらく履かない靴の定期的なメンテナンスにつながり、これは靴にとってもわたくしにとっても良いことだと思うのです。

ブラッシングはホコリ取り用の馬毛がメインですが、場合によっては仕上げ用の馬毛・豚毛・山羊毛も併用しようと思います。
ブラシについても色々な意見があると思うのですが、わたくしは江戸屋さんにお任せしようと思います。
300年続く日本の刷毛・ブラシメーカーのものならば、わたくしが1年中ネットで探し漁った情報よりも信頼できるでしょう。
ところで、ホコリ取り用の馬毛ブラッシングの方法なのですが、人によってはクリームを伸ばす時と同じように左右にゴシゴシやる方もいますが、わたくしは服のブラッシングと同じように片方向に手首のスナップを効かせてさっと払う感じにしています。

そして、クリーム。
現在はデリクリ、アニクリをメインに、補色はウエストンのクリームを使っています。
しかし、ウエストンのクリームの硬さの感じからすると、きっとそれなりにロウ分が入っているのだと思います。
保革を主眼に置いた場合、もっとロウ分が少なくても良いのかもしれません。
そこで見つけたのが、モゥブレイのクリームナチュラーレです。
まだ使用していませんが、硬さとしてはデリクリとアニクリの中間ぐらいでしょうか。
無色もありますが、各色出ていることを考えると補色用兼保革用に使ってしまおうかと思います。
主成分は油とロウということで、アニクリと一緒ですね。
有機溶剤を使っていなかったり、天然成分のみで作られたクリームという点はなんとなく革にも良さそうな感じがします。
ウエストンのクリームよりもロウ分が少なそう?ですので、軽く水拭きするだけでクリームが落ちてくれそうなところも好きです。

デリクリとナチュラーレで革の内部を整え、アニクリで表面を包む。

こんな感じでケアしていきたいと思います。
ブラッシングやクリーム、靴磨きの考え方について、是非ご意見をお聞かせください!

Posted by ヒツジ

ローファー比較 180 & Lopez

こんにちは。
ヒツジです。
本館2階 紳士靴からのお知らせです。

こちらの記事でちらりと書きましたが、最近購入したジョンロブの靴のご紹介を兼ねて、ローファー比較をしたいと思います。
最強のガチ靴

購入したのはタイトルにもある通り、定番ローファーのロペスです。
何度か履いて、その特徴がつかめてきました。
JMウエストンの180と比べて、使用感をお伝えしたいと思います。

まずは真上からのアングル。
1424.jpg

サイズはどちらも8ハーフです。
ロブの方が少しロングノーズ気味ですが、特筆すべきは履き口の狭さ。
長さもさることながら甲の高さも抑えられており、はっきり言って足を入れるのも一苦労です。
ヒールにだいぶ負荷をかけながら足を入れる感じですが、入ってしまえば快適です。
3回履く頃には締め付け感もほぼなくなりました。
ボールジョイントでフィットさせるウエストンに比べ、ボールジョイントから甲までフィットさせるジョンロブ。
また、ロペスの方はサイドウォールまでもしっかりと食いついてくる感じがします。

続いて、ヒール。
1423.jpg

着用感はロペスの方が踵が高いと思いましたが、比べてみるとほぼ同じでした。
カーブの形状の違いがそう感じさせたのでしょうか。
ほぼ弧を描いているウエストン、中心よりも地面側にトップを持ってきて、履き口にいくにつれてカーブを強くしているジョンロブ。
浅くて楽な着用感が好きならウエストン、踵の抜けを気にせずしっかりとした着用感が好きならジョンロブといった感じです。

180は、いわゆるローファーらしいローファーだと思います。
対してロペスは、オックスフォードの紐なしバージョンとでも言うようなローファーだと感じました。
個人的にはスーツに合わせようとまでは思いませんが、180に比べ見た目も履き心地も明らかにドレス寄りです。
見た目の好みはそれぞれありましょうが、ローファーに対する考え方が顕著に出ているこの2足。
そしてどちらもが完成された靴です。
ロペスを履く事で180の良さが分かり、180を履く事でロペスの良さが分かります。

さて、この靴を履いてどこに行くのかと聞かれれば、コンビニとしか答えようがないのが辛いところです。

Posted by ヒツジ
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