ヒツジ百貨店 | 食パン的美しさ

ブランド中毒者とはなにか?

こんにちは。
ヒツジです。

日本人がブランド好きなのはよく言われていることですが、どうやら日本以外のアジア人もブランド大好きみたいです。
ブランド好きは男性よりも女性が多いイメージです。
特にヴィトンを筆頭に、エルメス、シャネルあたりでしょうか。
鞄が欲しい時はヴィトンで買う、高い買い物をしたい時はエルメスで買う、シャネリングしたい時はシャネルで買う。
ブランド好きの人に共通することは、作りや歴史なんていうのはどうでも良いのです。
ブランド物だと一目で分かるデザインがまずあり、その中から自分が好きかはさておき、雑誌で紹介されているような人気の色や素材のものを選びます。
ヴィトンはネヴァーフル、エルメスはバーキン、シャネルはマトラッセを買うことでブランド好きはレベルアップしたような気になるのです。

さて、ブランド好きの人はどうしてブランド物を買いたがるのでしょうか。

今では名前だけのブランドに興味がないわたくしですが、大学生の頃はブランド好きでした。
10年ほど前はメンズファッションはディオールオム全盛期。
伊勢丹メンズ館の台頭も手伝い、メンズファッションが非常に盛り上がっておりました。
そのトップといえばディオールオムで、その他はストリート系だの裏原系だのありました。
大学生のヒエラルキーはファッションが大きなレートを占める傾向があるように思います。
グループを見て分かる通り、同じような格好をした人が集まるのは当然であり必然であると思います。
わたくしのグループはそれとは少し違いました。
ストリート系、ギャルソン好き、古着好き、ダボダボ系、モード系など混ざっておりました。
わたくしはディオールを着てモード系ぶっていたのですが、なぜディオールを購入していたのでしょうか。
もちろん当時のディオールオムのルックスはどれも新鮮でかっこ良かったのは事実です。
しかし、それ以上にそのブランドを身につけることに優越感みたいなものを感じておりましたのもまた事実です。
その優越感はどこから来ていたのかといいますと、流行のブランドであることと、大学生にはなかなか手の届かない価格であったように思います。
もちろん、作りの良さなんて気にしたことはありません。
コートなどは一部素材の良いものもありましたが、今考えるとあくまで見た目重視という意味でのファッションの域を出ないものでした。
個性がない人が個性を求めて没個性に陥る典型的な例です。

イタリア特にフィレンツェに行くようになってからはブランドに対する興味が薄れてきました。
職人の街なだけあり、ブランド名よりも物作りに対しての意識を与えてくれました。
わたくしの場合はブランド好きからの転機となる出来事があったのですが、40才を過ぎてもブランド中毒の人ってたくさんいらっしゃるんですね。
その先にはなにがあるのでしょうか。
株式公開をしているブランドであれば、商品を買わずに株を買うというのも活動の支持につながると思いますがそういう人は稀でしょう。

1メーカーがトップブランドになるまでにはその過程が評価されたからです。
これは本当にすごいことです。
しかし、ブランド中毒者はその過程を知ろうともせず、トップブランドを買いあさるのです。
直営店で購入するならまだしも、時には並行輸入で、時にはリサイクルショップで。

結局、自分が何を好きなのか、何を使いたいのかが分からないんだと思います。
そしてなんとなく気持ちを満たしてくれる高級品を購入しては結局愛することができず、次の買い物をする。
結果、家には使っていないバッグが溢れる。

こういう人が多いからトップブランドは妥協した物作りを始めるのです。

今や、誰でも知っているようなブランド物は頭の弱い人からお金を巻き上げるシステムになり下がったのかもしれません。
わたくしは、近い将来ブランドブームが去ると思っております。
去って欲しい。
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それではまた!!

Posted by ヒツジ
Category : 朝礼

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