ヒツジ百貨店 | 食パン的美しさ

ヒツジの愛した世界 ファブリアーノの紙

紙はファブリアーノ社製のものがあれば良い


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こんにちは。
ヒツジです。

わたくし達の生活に欠かすことのできない、紙。
紙の歴史は古く、中国では紀元前から150年頃から使われていたようです。
そこからこれほどデジタル化が進んだ現代に至るまで、実に2000年以上もの間、人と紙のお付き合いは続いてきました。
これから先も、人はきっと紙を手放すことはないと思うのです。

さて、それほどまでに愛すべき紙ですが、いろいろなものが出ておりますよね。
もちろんトイレットペーパーと新聞紙では使われている紙は違うのですが、わたくしがこだわりたいのは紙の書き心地や触り心地です。
つまり、手紙やメモ帳、名刺用などに使われる紙にこだわりたいのです。

わたくしは、人の触覚はとても優れていると考えていて、紙に触るだけでその善し悪しが伝わってしまうと思うのです。
特に名刺はお客様に渡すものです。
ペラペラのいかにも安そうな名刺と、しっかりした厚みのある名刺では、その名刺の印象が自分の信頼度にそのまま直結すると考えております。
ですので、触ったり書いたりする紙においては、ちゃんとした上質なものを使いたいのです。


そのきっかけを与えてくださったのはフィレンツェでした。
いつもフィレンツェの話で申し訳ありません。

フィレンツェに滞在する時にはいつもブルネレスキというホテルを利用します。
ここはフィレンツェ中心部にありながらこじんまりとした4つ星ホテルで、部屋やサービスも申し分ありません。
レセプションでは白髪のマダム(通称、絹子さん)が迎えてくれます。

ブルネレスキから徒歩30秒ほどでしょうか。
ホテルを出てドゥオモと反対側の通りを歩いていると、ファブリアーノのブティックがあります。
非常にポップなディスプレイが印象的で、どうやら紙や革製品を扱っているお店のようでした。
当時、このお店について全く知らなかったのですが、ちょうど手帳を探していたので購入しました。

帰国して1年間使い、レフィルがなくなりました。
日本ではファブリアーノを取り扱っている店がなく、銀座の某有名文具屋さんにてレフィルを見ましたが、紙がちゃち過ぎてびっくりしました。
その時初めて、紙の違いを意識させられました。
結局、納得のいく紙質のレフィルが見つからなかったのでイタリアから輸入しました。
送料も含めるとかなり割高になりましたが、それでもその紙を使いたかったのです。


このファブリアーノというお店というか工場は非常に有名でして、1276年にイタリアマルケ州にあるファブリアーノの地で創業された紙工場です。
おそらくイタリア最古の紙メーカーで、ユーロ紙幣もファブリアーノ社が作っております。
また、ダヴィンチやラファエロもここの紙を愛用していたようです。

日本では取り扱っている店は多くはない上に扱っていても種類が少ない場合がほとんどです。
しかし幸いなことにホームページから購入できますので、もし良い紙を探している方がいらっしゃいましたら是非オススメします。


写真はブルネレスキ近くのファブリアーノブティックと、メモ帳、ミニ手紙です。


それではまた!!

Posted by ヒツジ

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