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ミニマリストなる者達

こんにちは。
ヒツジです。
市価調からのご報告です。


今朝の新聞を見ていて、物を持たずに暮らす人たちの記事を発見しました。
「ミニマリスト」と呼ばれているようで、流行?なんですかね。
わたくしは彼らのことを知らなかったので記事を読んでみました。

内容はこうです。
・とにかく物はなるべく持たない。
・ファッションやインテリアも不要。自己表現はスマホがあれば出来る。
・他人の目を気にして生活するのに疲れた。
・ミニマリストになって、心が豊かになった。

断捨離とかいう概念も数年前に流行り?ましたが、それの進化したものなのでしょうか。
過激派断捨離ストとでも言いましょうか、部屋にはソファぐらいしかありませんでした。
ベッドもテレビもありません。
となると、家に帰ってもスマホいじって寝るだけなのでしょうか。

もうちょっと調べてみると、ブログなどで自分の簡素な暮らしを公表している人が少なくないようです。
そして、「ミニマリスト」という言葉を使いたがっているように感じました。
ミニマリストになる為に物を減らす、といった感じです。
中には、ミニマリストという言葉に出会ってミニマリストになったという方もいらっしゃいました。

人の暮らしに対する考え方は十人十色なので、そういった暮らし方もあるのでしょう。
それは分かります。良いと思います。
しかし、ミニマリストになりたい、ミニマリストと呼ばれたいが為に生活道具を捨て始めた人の考えはちょっと理解できません。


まず、ミニマリストという新しい概念というか、流行?に飛びついているだけの人が多数いそうです。
フリーターやノマドと似たようなものです。
自分のライフスタイルを大きく変えてでも流行に飛びついた人たちは、きっと自分の暮らしについて考えた事がない人たちかもしれません。
彼らは、「物で溢れた生活が豊か」という概念が流行すればすぐに物で溢れた生活をするかもしれません。

次に、自己表現はスマホで出来るという考え方。
これは現代の世捨て人でしょうか。
ブログやツイッターも良いのですが、顔の見える付き合いを疎かにする必要がどこにありましょうか。
ミニマリズムを追求した結果、服も靴も1着ずつしか残らなくなるのでしょうか。
とても文化的とは思えませんし、果たして本当に豊かなのでしょうか。
わたくし自身、ミニマリスト経験者ではないのでこれについては何とも言えません。

次に、スマホは無駄ではないという考え方。
テレビやベッドは捨てるけど、スマホは捨てない。
自分の生活を見直して、不要なものを排した結果、残ったのがスマホ。
スマホなんてかなり要らない部類に入りそうなものですが、SNSで暮らしを公開することにより自己表現とする彼らにはスマホは必要不可欠なのでしょうか。

次に、他人の目を気にしなくなったという考え方。
そもそも、ファッションやインテリアは他人の目を意識してするものなのでしょうか。
暮らしの主語は自分なのではないでしょうか。
他人の目を気にしなくなった結果、どうでも良くなって楽になったということなのでしょうか。

そして、ミニマリストになって心が豊かになったという考え方。
ミニマリストを何かの称号のように感じているだけではないでしょうか。
「僕、ミニマリストです」って言いたいだけではないのですか?
そうだとしても、豊かになったと感じられるならとても良い事だと思います。



批判チックな疑問を投げかける形になりましたが、ミニマリストの生活を否定するわけではありません。
多分、真のミニマリストは前々からそういう生活をしているし、本当に心豊かな暮らしを送っていると思います。
それは自分の暮らしと向き合った先の答えがそれだっただけの話です。
式を考えていない人が出す答えなんて、到底正解ではないでしょう。

新参ミニマリストの方に、なんのために生きているのでしょうかと問いかけたい。
物を捨てた、ミニマリストになった、心豊かになった。
さて、その先は?

物好きなわたくしのブログをご覧になっている方の中に新参ミニマリストがいる可能性は極めて低いと思いますが、もう一度問います。

「何の為に生きているのか?」

その答えが今の暮らしと合致しているなら素晴らしいことです。


ちなみに、わたくし自身もある意味ミニマリストだと自負しております。
物はたくさんありますが、どれも厳選に厳選を重ねた結果一緒に暮らすことになった物達です。
それぞれのアイテムで、突き詰めて突き詰めて、一生愛せる物を見つけて末長く暮らすのも悪くないですよ。


精神的ミニマリスト、ヒツジでした。


それでは。

Posted by ヒツジ
Category : 市価調

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