ヒツジ百貨店 | 食パン的美しさ

週報 第7週

こんにちは。
ヒツジです。
週報です。


2月といえば、百貨店の閑散期です。
春節の影響で免税売上を伸ばしているお店が多いようですが、中国人向けの商売は当然として、免税どころか物販さえも行っていないヒツジ百貨店には無縁の話であります。
冬の終わりが見えつつも、まだ次の季節に行くには気が早いこの時期。
せっかくの週末なのに天気が悪いとくれば、お気に入りの装いから1日をスタートする以外に何が出来ますでしょうか。
楽だけど良い時間を約束してくれるジョンスメドレーのニットとシャルべのシャツ、JMウエストンのゴルフを履き、フォックスのソリッド傘を持って外に出てきました。
もちろん、パンツとコートも着ております。
先週の振り返りも含め、今週の週報を提出致します。

<紳士靴>
1,靴の手入れについて考え、そして靴を磨く
靴磨きだけに限らず、わたくしの基本的な考えにおいて正義としているのが、「必要最低限にして十分」という思考です。
過不足のない状態こそ、ベストだと思うのです。
靴磨きは人によって行う工程、方法が異なるようです。
わたくしの靴磨き基本工程は以下の通りです。

ブラッシング

(汚れが目立つ場合のみステインリムーバーで拭く)

(乾燥していそうな場合のみデリケートクリームを塗る)

補色クリームを塗る

ブラッシング

翌日以降、履く前にブラッシング

鏡面磨きはやりません。
理由は、革に良ろしくないとか不自然に光り過ぎるというのも無くはないのですが、単純に面倒なのです。
せっかく頑張って作った鏡面が、何かにひっかかって線でもついてしまったらテンション下がってしまうのです。
しかし、自分の靴磨きを見直した時に手入れ過多かもしれないと思いました。
それは、補色クリームを塗る工程です。
汚れていると思ったらその都度手入れをしておりますので、褪色はほぼ見られません。
それにもかかわらず補色するのは無駄ではないでしょうか。
靴の手入れは肌の手入れによく例えられます。
デリクリは化粧、乳化性クリームはファンデーション。
厚化粧が好きな人は鏡面をする。
褪色が見られないうちは、まだ化粧が生きております。
つまり、補色をするのは褪色してきてからで良いのです。
しかし、化粧水だけでは不十分なのでせめて乳液をつけてあげたい。
そう考えた時に、モゥブレイのアニリンカーフクリームという選択肢が出てきました。
ステインリムーバー、デリクリと並ぶモゥブレイの代表作です。
アニリンカーフといってもピンとこないかもしれませんが、アニリンカーフでなくても問題なく使えるようです。
デリクリ以上、補色クリーム以下のロウ分を含んでいるようで、自然な艶を出すにはちょうど良いのではないでしょうか。
といいますのも、今回磨きましたジョンロブのフィリップ2なのですが、わたくしのはオックスフォードカーフというアニリンカーフが使われているようです。
その為か、他の靴に比べて補色クリームが入っていかない感じがします。
むしろ、豚毛ブラシで磨こうものなら白い線が入ってしまい、光沢もあまり出ません。
今回はデリクリと馬毛ブラシのみで手入れをしたところ、良い感じになりました。
フィリップ用をメインとして、他の靴に対しても補色が必要になるまでの間はアニリンカーフクリームを使ってみようと思います。
ウエストンの黒ローファーもだいぶ汚れていたので磨いてあげました。
新聞の中の人も、「ググっとくる」って言ってます。
良い革って、磨いてあげると元気になる感じが伝わってきますね。
ビフォーアフターをご紹介できるほど手入れがうまくないので、アフター写真だけ掲載します。

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<紳士靴>
2,クロケット&ジョーンズとジョンロブ、距離感縮まる?
こちらも靴ネタです。
ジョンロブにつきまして、パウラジェルバーゼさんがデザイナー就任後、ブランドイメージが変わってきたと思います。
もちろんデザイナーだけでなく、経営サイドの意向が大きいと思います。
今までは(ラスト7000が出てからは)ギリギリのチャラさと質実剛健のバランスをとりながら、最高級靴であり続けたように思います。
最近は、定番を残すことで質実剛健なジョンロブを守りながらも、コレクションでは女性的なパリ的(英国的?)田舎っぽさを出してきていると感じます。
ラストに関しても、今後8695を使っていくような話もあります。
事実、昨年のイヤーモデル、今年の春夏コレクションの3アイレットチャッカブーツも8695を使用しております。
唯一変わったのは、その全て・・・ではなく、その価格です。
イヤーモデルが40万弱、チャッカブーツも25万とかです。
定番ですら高いのに、コレクションの価格は完全に理解不能です。
それはさておき、8695は好きなラストですので、シティ2で既製を出していただけるとありがたいです。

対して、最近のクロケット&ジョーンズ。
これまでのイメージは英国を代表する紳士靴でしたが、ラスト337が出たあたりからでしょうか、流麗なラストがどんどん出てきております。
春夏の新作でリリースされた、こちらの2モデルはいずれもハンドグレードですが、決してチャラさの一線は越えていない洗練さが出てるのではないでしょうか。

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ジョンロブでこんなモンクストラップの靴ありませんでしたっけ?
Uチップについてはスキンステッチが使われております。
道具であり続けたクロケットの靴が、芸術品レベルの靴を売り出すのは時間の問題かもしれません。



<食品>
3,タイ料理 ガパオライスを食す
エスニック料理を好んで食べる機会はありませんが、一緒に食事に行くことになった方が好きとのことで、タイ料理屋さんに行ってきました。
両国とか浅草橋のあたりってエスニック料理のお店が多いのでしょうか。
パクチーが嫌いという方はたくさんいますが、わたくしは全く問題ありません。
恐らく、タイ料理の定番であるパッタイとかトムヤムなんとか?だの食べたのですが、ガパオライスが一番おいしかったです。
タイ米を食べたのはかれこれ20年ぶりでしょうか。
当時、日本では(表向きは)お米の大凶作により巷にはタイ米が溢れておりました。
国産のお米を買うためにはタイ米も買わなければならないといった売り方をしているところもあったようです。
当時、わたくしもタイ米を食べましたが、全然おいしくなかったのを思い出しました。
ところが、目の前にあるガパオライスのおいしさときたら、本当にタイ米を使っているのかと思うほどおいしかったのです。
一皿あたりの量も十分で、3皿を二人で分けてお腹いっぱいといった感じでした。
価格もお手ごろで、隣のおばちゃんが大声で騒いでいたことを除けばとても良い時間を過ごすことが出来ました。
エスニック料理って体に良さそうな感じがしますね。
ガパオライスを食すチャンスを積極的に狙っていきたいと思います。


今夜は友人と飲みに行きます。
その前にアニリンカーフクリームを購入しなければ。
今履いているゴルフは2年ほど前に買ったのですが、なかなか馴染みません。
雨にあたって少し柔らかくなってくれるでしょうか。

必要最低限にして十分なケアが大事なのは、人でも靴でも変わらないと信じてます。


以上。

それでは。

Posted by ヒツジ
Category : 週報

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