ヒツジ百貨店 | 食パン的美しさ

夏の庭 The Friends

こんにちは。
ヒツジです。
新館5階 音楽・書籍からのお知らせです。

今日ご紹介するのはこちらです。
もはや読書感想文のコーナーになっておりますが、お許し下さい。
「夏の庭 The Friends」湯本香樹実
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この作品に出会ったのは、確か中学の国語の授業でした。
国語の授業では多くの作品を読んだはずなのですが、覚えているがミヒャエル・エンデの「モモ」と、この作品だけでした。
中学生が読むにはちょうど良い感じの児童文学ですが、大人になった今でもとても楽しめました。
文章も読みやすく、ストーリーのテンポも良いですね。
2~3時間ぐらいで読めると思います。

「死」がテーマなのだと思うのですが、死をクローズアップするのではなく、生に着目している感じです。
生き生きしていない人物がたまに出てくるぐらいで、それ以外は爽やかで生命力のある光景が描かれています。
よくある内容かもしれませんが、本当の死=いわゆる亡くなる事ではないし、本当の生=ただ息をして生きている事ではないということです。
本当の生を全うした先に本当の死が待っているのであれば、そういうのも良いかもしれません。
明日死ぬとなったらきっと恐怖で発狂してしまうけど、いつか死の覚悟が出来るような生であれと思うのです。

Posted by ヒツジ

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