ヒツジ百貨店 | 食パン的美しさ

放課後の音符

こんにちは。
ヒツジです。
新館5階 音楽・書籍からのお知らせです。

本日の読書感想文はこちら。
「放課後の音符(キイノート)」山田詠美
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「ぼくは勉強ができない」が非常に面白かったので、読みやすそうな作品を探していて、これに決めました。
短編集なのですが、いずれもテーマは放課後の女の子の顔といったところでしょうか。
主な登場人物は自分と相手の女の子。
授業時間には見せない大人の顔をもった相手と、幼さが残りつつも大人に近づいている自分との対比という形で進んでいきます。
全て女の子の話なので、女性が読むと共感できるところは多いのかもしれません。
男性が読んでも面白く、女の子が女になるタイミングにドキっとしたり、なんだか秘密の花園を覗いているような感じでした。
アンニュイで気怠い雰囲気が漂う作品なので、ジャズなど流して、お酒など飲みながら読むとより作品の雰囲気に近づけるかもしれません。

ところで、山田詠美さんはジントニックとリーバイスがお好きなのでしょうか。
素敵な女性がお酒を飲むシーンではたいていジントニック、素敵な男性の象徴としてリーバイスが出てくるように思います。
きっと彼女の美学なのでしょう。
わたくしもジントニックとリーバイスを愛しておりますが、思えばこの2つは精神的に似たような物かもしれません。
「〜に始まり、〜に終わる」というフレーズがありますが、これに値するドリンク、そして服ではないでしょうか。

女の子は放課後に大人の顔を見せるようになっていくのに対して、男の子はいつ大人の顔になるのでしょう。
わたくしは中高が男子校でしたので、恋愛的な事は学校生活の中には全くありませんでした。
大人と子供の境はどこにあるのでしょう。

Posted by ヒツジ

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